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ナムジャイブログ

2009年09月21日

アジアのエネルギーのかけらもない

 バンコクから戻ると、日本はすっかり秋になっていた。成田空港に降りたとき、ひんやりとした空気に、足早に夏が終わったことを教えられた。そしていま、シルバーウイークと呼ばれる大型連休のただなかである。
 仕事柄というか、安い航空券しか手が出ないという性格なのか、世間が休みになるときは家に籠もっていることが多い。夏休みになる8月は、だいたい日本にいる。今回の連休も、原稿用紙に向かっている。
 よく周りから、「1年の半分以上は外国ですか」といわれるが、そんなことはない。海外を舞台にした原稿を書くことが多いからそう思われるのだろう。実際は多くて3分の1といったペースだ。
 旅先で原稿を書くことはあるが、1冊の本となると、そうはいかない。日本での暮らしは、どちらかというと部屋に籠もることが多くなる。「静」が日本で、「動」がアジアということだろうか。
 連休の東京は静かだ。
 アジアのエネルギーのかけらもない。
 


Posted by 下川裕治 at 15:07│Comments(3)
この記事へのコメント
ありがとうございます。例の原稿ですよね? えっ、違いますか
砂守さんについての文章読みました。ダイハード!
Posted by tani at 2009年09月22日 02:00
13~14年ほど前から下川さんの著書を愛読しています。下川さんのおっしゃる「アジアのエネルギー」、わかるような気がします。私も本日、連休を利用し中国・海南島の海口から広州経由帰ってきました。半年ぶりの海外旅行。中国の活気に触れて、元気をもらってきました。アジアは融通無碍との下川さんの感想に頷くことしきりです。
以下突飛な物言いで恐縮ですが、一度、下川さんと旅&アジアについて語り合いたいです。できればサンキョウビジネスホテルのロビーあたりで。乱文、ご免ください。
Posted by 首藤祐治郎 at 2009年09月22日 23:16
Shinと申します。

下川さんの大ファンで、下川さんの本を1994年にはじめて読んでからタイをはじめ東南アジアの旅にはまりました。自慢ではありませんが、下川さんの本は全冊もっていますよ。昔書かれた禿げの本は
手に入りませんでしたがw。

それから、何度か下川さんのブログを探したんですが、見つけることができませんでした。下川さんもとうとうブログをはじめたんですね。おめでとうございます!!

僕も同感です、日本は熱気のかけらもありませんよね。僕はIT系ベンチャーなんですが、そろそろ本気で日本を出ることを考えなければならないかと真剣に考えています。

今度、下川さんにはアジアの国々に脱出してがんばっている日本人をテーマに本に挑戦していただきたいです。
Posted by shin at 2009年11月28日 20:40
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