インバウンドでタイ人を集客! 事例多数で万全の用意 [PR]
ナムジャイブログ

2018年01月15日

徹夜の飛行機で風邪をひく?

 このところ体調がよくない。11月にベトナムのホーチミンシティの宿にこもって原稿を書いていたが、そのとき、「じんましん」が出てしまった。小学校に通っていた頃、風邪をひくと「じんましん」が出る体質だった。いつもカルシュウム注射を打ってもらっていた。なぜか、その注射で「じんましん」が消えた。30代の頃から収まっていたが……。
 12月に中国の新疆ウイグル自治区に行き風邪をひいてしまった。外の気温はマイナス10度を下まわるが、ホテルの部屋は30度近くになることもあった。気温差は40度。そこを出たり入ったりしていたためだろうか。
 不思議なことに、温かい部屋のなかにいると、風邪の症状がでた。しっかり着込んで屋外に出るとすっきりする。
 しかし風邪は風邪である。薬局で買った薬でなんとか抑えていた。カシュガルから成都に出た。気温は急に20度近くにあがった。といっても10度前後である。飛行機を乗り換えるための1泊だった。空港に近い安い宿にしたのだが、部屋に暖房がなかった。毛布を2枚かけて寝たが、まだ寒かった。収まっていた風邪がまたぶり返す予感がした。
 帰国して10日ほど東京にいた。体調はずいぶんよくなった気がした。
 4日前、東京からバンコクに向かった。上海に用事があり、利用したのは中国国際航空だった。打ち合わせをすませ上海を午前零時近くに出発し、バンコクに午前3時すぎに着く便に乗った。つらい時間帯だ。
 ほぼ徹夜の便で着いたバンコクは妙に涼しい。そのためだろうか。風邪がまたぶり返してしまった。
 再び、薬局の薬の世話になる。年をとったせいか、大崩れもしないが、なかなかすっきりしない。
 徹夜の飛行機は風邪をひきやすい……。そんな気がする。日本発の便でいうとハワイ路線。とにかく時差がきつい。到着したハワイは昼間だが、体は深夜ということが多い。
 先日、ハワイのマラソンに出た人と話をした。
「ハワイに着いたのがレースの前日。風邪をひいてしまって。いつもは3時間台なのに8時間もかかっちゃって」
 何回かハワイにいったが、たしかに到着した日、風邪をひいたような気分になる。いや風邪をひいたのか……。
 子供の頃、風邪に弱い体質だった。冬、人が1回風邪をひきところを2回もひいた。しばらくそんなことを忘れるほど風邪には無縁になったが、最近、その体質が頭をもたげてきたような気がする。体というものは、一生のなかでそんな周期をもっているものなのだろうか。

■このブログ以外の連載を紹介します。
○クリックディープ旅=インドネシアのスマトラ編が終わり、ベトナムの旅がはじまります。
○どこへと訊かれて=人々が通りすぎる世界の空港や駅物。
○東南アジア全鉄道走破の旅=苦戦を強いられている東南アジア「完乗」の旅。インドネシアの列車旅の連載中。
○タビノート=LCCを軸にした世界の飛行機搭乗記


Posted by 下川裕治 at 14:22│Comments(1)
この記事へのコメント
ホテルや機内は乾燥しているので喉にも良くないですし、大きな気温差も疲れた体には響きそうですね。
早くすっきり治りますように。
お大事になさってください。
Posted by たぬきまるようこ at 2018年01月16日 14:09
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。