2021年11月22日
世界一周の旅がはじまった
バンコクにいる。7ヵ月ぶりのタイでもある。11月からタイの入国手続きがかなり楽になった。隔離が1泊でOKになったのだ。
タイではもう隔離と呼ばない。テスト&ゴー。つまりPCR検査を受け、その結果が出るまでの1泊という考え方だ。
しかし入国にはタイランドパスを事前に申請し、入国の許可を得なくてはならない。ネット申請になり、添付するのはワクチン接種証明書、保険、テスト&ゴーのホテルのバウチャー、そしてパスポートである。
いまは問い合わせ先が明記されたが、僕が申請したときはなんの記載もなかった。申請を送信すると、すぐに受け付けたという内容の返信がきた。そして1週間以内に結果を伝えると書かれていた。
待つだけだった。
もし却下されると、航空券やホテル代はどうなるのだろうか。しかし待つしかない。心穏やかというわけにはいかない日々をすごすことになる。
5日目の夜、メールは届いた。許可されていた。ホッとした。
コロナ禍のタイ入国は2回目である。1回目の入国のときは、飛行機が着いてから、空港を出るまで2時間近くかかった気がする。それに比べると手続きは簡素化されていた。
通路に椅子が並べられ、そこで書類の事前チェック。パスポートに挟むのは、タイランドバスの出力紙、日本で受けたPCR検査の陰性証明、搭乗券だけだった。
その先でそれらの書類をチェック。10分ほどで終わってしまった。その先はイミグレーションで入国スタンプを捺してもらえばいいだけだった。なんだか気が抜けるような手続きだった。
テスト&ゴーのホテルまでは専用車で運ばれる。車内の緊張感も薄くなっていた。7ヵ月前は、運転手も防護服を身に着け、車内はそこかしこにビニールが貼られていた。それが消え、すっきりとした。
車はテスト&ゴーホテルに直行すると思っていた。ところが途中、病院に入っていく。
「ここは?」
「ピヤバット病院」
運転手はそう答えた。病院の駐車場がドライブスルー形式のPCR検査場になっていた。ここで検体を採取し、結果を翌日、ホテルに伝えるという。以前はホテルに看護師が待機し、PCR検査を行った。合理化ということだろうか。
テスト&ゴーホテルというが、実際は隔離である。僕はいちばん安値グループのローヤルラタナコーシンホテルを選んでいた。7ヵ月前に14日間の隔離を経験したホテルである。そこに陰性という連絡が入ったのは翌日の昼だった。ここで開放された。
バンコクは旅のスタートの街である。この先、トルコ、ギリシャ、メキシコへと旅は続く。世界一周の旅なのだ。
入国規制の緩和は、欧米のほうが進んでいる。隔離はない。しかし健康状態の申請やワクチン接書証明など、いくつかの書類が必要である。ファイルには10枚を超える書類が入っている。
はたしてこれで世界一周はできる?
今日(11月22日)の飛行機で、まずトルコのイスタンブールに向かう。
■YouTube「下川裕治のアジアチャンネル」。
https://www.youtube.com/channel/UCgFhlkMPLhuTJHjpgudQphg?view_as=public
面白そうだったらチャンネル登録を。
■noteでクリックディープ旅などを連載。
https://note.com/shimokawa_note/。
○旅をせんとやうまれけむ=つい立ち止まってしまうアジアのいまを。
○アジアは今日も薄曇り=コロナ禍の海外旅行を連載中。
■ツイッターは@Shimokawa_Yuji
タイではもう隔離と呼ばない。テスト&ゴー。つまりPCR検査を受け、その結果が出るまでの1泊という考え方だ。
しかし入国にはタイランドパスを事前に申請し、入国の許可を得なくてはならない。ネット申請になり、添付するのはワクチン接種証明書、保険、テスト&ゴーのホテルのバウチャー、そしてパスポートである。
いまは問い合わせ先が明記されたが、僕が申請したときはなんの記載もなかった。申請を送信すると、すぐに受け付けたという内容の返信がきた。そして1週間以内に結果を伝えると書かれていた。
待つだけだった。
もし却下されると、航空券やホテル代はどうなるのだろうか。しかし待つしかない。心穏やかというわけにはいかない日々をすごすことになる。
5日目の夜、メールは届いた。許可されていた。ホッとした。
コロナ禍のタイ入国は2回目である。1回目の入国のときは、飛行機が着いてから、空港を出るまで2時間近くかかった気がする。それに比べると手続きは簡素化されていた。
通路に椅子が並べられ、そこで書類の事前チェック。パスポートに挟むのは、タイランドバスの出力紙、日本で受けたPCR検査の陰性証明、搭乗券だけだった。
その先でそれらの書類をチェック。10分ほどで終わってしまった。その先はイミグレーションで入国スタンプを捺してもらえばいいだけだった。なんだか気が抜けるような手続きだった。
テスト&ゴーのホテルまでは専用車で運ばれる。車内の緊張感も薄くなっていた。7ヵ月前は、運転手も防護服を身に着け、車内はそこかしこにビニールが貼られていた。それが消え、すっきりとした。
車はテスト&ゴーホテルに直行すると思っていた。ところが途中、病院に入っていく。
「ここは?」
「ピヤバット病院」
運転手はそう答えた。病院の駐車場がドライブスルー形式のPCR検査場になっていた。ここで検体を採取し、結果を翌日、ホテルに伝えるという。以前はホテルに看護師が待機し、PCR検査を行った。合理化ということだろうか。
テスト&ゴーホテルというが、実際は隔離である。僕はいちばん安値グループのローヤルラタナコーシンホテルを選んでいた。7ヵ月前に14日間の隔離を経験したホテルである。そこに陰性という連絡が入ったのは翌日の昼だった。ここで開放された。
バンコクは旅のスタートの街である。この先、トルコ、ギリシャ、メキシコへと旅は続く。世界一周の旅なのだ。
入国規制の緩和は、欧米のほうが進んでいる。隔離はない。しかし健康状態の申請やワクチン接書証明など、いくつかの書類が必要である。ファイルには10枚を超える書類が入っている。
はたしてこれで世界一周はできる?
今日(11月22日)の飛行機で、まずトルコのイスタンブールに向かう。
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Posted by 下川裕治 at 12:20│Comments(0)
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