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ナムジャイブログ

2012年10月08日

アジアのスピード感

 月に1回の割合で、東京とバンコクの間を往復している。よく使う航空会社は、ユナイテッド航空、中国東方航空、チャイナエアライン、キャセイパシフィック航空、ベトナム航空などだ。値段、マイレージの貯まりぐあい、経由する街での用事……などで飛行機が決まっていく。
 日系航空会社やタイ国際航空はまず乗らない。やはり運賃が高いからだ。
 10月初旬にバンコクから東京に戻ることになった。中国の国慶節の影響か、どの便も混み合っていた。最近、思うのだが、世界の飛行機の混雑は、中国の休暇にかなり左右される。昔はアジア内便の席がとりにくくなったが、その影響はヨーロッパやアメリカまで出るという。それだけ中国人が旅に出るようになったということなのだろう。
 結局、香港経由のキャセイパシフィック航空になった。そう決めたとき、なぜかホッとした。自分で決めておいて、ホッするというのもおかしな話だが、とにかくこの航空会社のフライトは楽なのだ。
 運賃がもう少し安く、マイレージの加算率がよければ、いつもキャセイパシフィック航空にしたいとさえ思う。
 航空会社がめざすサービスには、それぞれの特徴がある。キャセイパシフィック航空がめざしているものは、スピード感のような気がする。機材は各社同じようなものだ。キャセイパシフィック航空の飛行速度がとりたて速いわけではない。速いのは、チェックインにかかる時間や乗り継ぎ時間である。
 世界のすべての航空会社を乗り比べたわけではないが、キャセイパシフィックのそれはかなり速い部類に入ると思う。チェックインは、アレッというような速さで終わる。香港の空港での乗り継ぎは1時間、ときに50分といった速さでこなす。
 バンコクからの機材はボーイング777だった。国慶節に絡んでいるから、ほぼ満室だった。それを客室乗務員は、みごとにさばき切った。そのかわり、ごてごてとした機内サービスはない。
 飛行機は単なる輸送機関……というポリシーに徹している。問われるのはスピード感と定時運航。その感覚が小気味いい。
 これがいまのアジアだと思う。残念なことに、いまの日本にはこのスピード感がない。
 今回はバンコクー香港間が混み合い、接続のいい便の席がとれなかった。香港の空港で3時間ほど待つことになった。しかし香港の空港は、広々としていて、明るい。ストレスの少ない空港だと思う。時間があったので無料のWi-Fiをつなぐ。その速度が速い。はっきりいって、バンコクのホテルのインターネットより速いのだ。
 航空業界はLCCの登場で、大きな構造変化が起きつつある。中・短距離はLCCに軍配があがりつつあるが、長距離は既存航空会社に一日の長がある。そのなかで、キャセイパシフィック航空がめざすスピード感は、アジアのいまの匂いがする。


Posted by 下川裕治 at 10:06│Comments(0)
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