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ナムジャイブログ

2022年05月02日

勝手に忙しくして、落ち込んでいる

 日本はゴールデンウィークだというのに、なんだかとても忙しい。自分で勝手に忙しくしている感がある。理由はわかっている。ユーチューブやnote、ツイキャスである。
 コロナ禍で仕事が減り、一緒に仕事をしているカメラマンと、ユーチューブを立ち上げてから1年以上になる。ユーチューブの世界は、かなりの収益になる話が飛び交い、僕らもそのおこぼれにあずかる……という淡い期待があったのだが、やってみてわかったことは、かなり地道な世界ということだった。
 僕らがフィールドにするアジアを中心にさまざまな動画を配信はしているものの、やはり地味なのだろう。チャンネル登録はまだ3900にも達しない。このレベルの収益など知れたもので、さて……と悩みつつ……という「いま」がある。もっと派手なキワモノをやるべきだという知人も多いが、それはなかなか踏み切れない。
 ユーチューブだけをやっていれば、それほど翻弄されることはないのだが、ネットツールは膨張していて、「読み物中心ならnoteでしょ」「ライブはツイキャス?」「SNSでどんどん宣伝しないといけませんよ」「ツイッターを頻繁に……」などという周りの声を聞いているうちに、隘路に入り込んでいく。
 年をとるということは、時間をかけ、しっかりとした作品を書く余裕ができるという青写真は、ネットの時代に翻弄され、落ち着かない日々がつづいている。
 昨日まで北海道にいた。コロナ禍もようやく終焉の兆しのなかで、北海道にはロシアという逆風が吹いてしまい、小樽の街のロシア語案内も宙に浮きはじめていた。
 明日から沖縄に行く。2回のライブが待っている。で、根が貧乏性だから、つい宣伝をしてしまう。
 5月3日は「晴れた日は沖縄の渡嘉敷島に渡ろう 」https://twitcasting.tv/c:shimokawayuji/shopcart/151859
 5月5日は「晴れた日は沖縄の来間大橋を渡ろう」 https://twitcasting.tv/c:shimokawayuji/shopcart/151860
 そしてその申し込みの数に一喜一憂することになる。
 そろそろ大手を振って旅ができるようになりつつあるが、この2年の間に、出版社もネットへの道をどんどん進んでしまった。
 取次店の大手のトーハンもユーチューブをはじめて、出演依頼を受けた。
 https://youtu.be/_MXPRQJzOFg
 自由に旅話をさせてもらったが、もうそういう時代なのだ。
 僕のなかには、面白い原稿は、媒体など関係がないという思いがある。間違ってはいないはずだ。しかし目の前に降りかかるネットの嵐にどうして体をもっていかれる。
 コロナ禍が消えつつあるいま、どうしたらネット社会を俯瞰できるか。夏を前にそんなことを考えている。


■YouTube「下川裕治のアジアチャンネル」。
https://www.youtube.com/channel/UCgFhlkMPLhuTJHjpgudQphg?view_as=public?
面白そうだったらチャンネル登録を。
■noteでクリックディープ旅などを連載。
https://note.com/shimokawa_note/
○旅をせんとやうまれけむ=つい立ち止まってしまうアジアのいまを。
○アジアは今日も薄曇り=コロナ禍の海外旅行を連載中。
■ツイッターは@Shimokawa_Yuji




Posted by 下川裕治 at 11:21│Comments(0)
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