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ナムジャイブログ

2009年07月13日

300円得したはずだったが

 高校野球の予選を観に、また沖縄に来てしまった。高い航空券を買って。
 宜野湾市営球場。海に沿った球場で、風は気持ちがいいのだが、陽射しは容赦なく照りつける。炎天下のスタンドは、くらくらくるほどだ。どこか自虐の感もあるのだが……。
 2週間前の週末も沖縄で野球を観ていた。知人に頼まれ、泡盛を1本買ったのだが、東京に戻る飛行機に乗る段になって悩んだ。
「これは機内に持ち込めないのでは?」
 国際線はそうなのだ。
 那覇空港でチェックインのときに訊く。
「問題ありませんよ」
 日本の国内線は大丈夫なのだ。
 機内持ち込みができるものと、できないもの……。ルールが統一されていないから、それなりのストレスになる。
 中国ではライターは没収されてしまう。再チェックインをすればいいのだが、100円ライターで……という気になる。しかし日本を出発する国際線では、なにもいわれない。ところが国内線では、「ライターひとつまで」と大きく書いてある。
 先月、バンコクに行くためにユナイテッド航空に乗った。国際線だから液体の持ち込みはできない。ただ免税店エリアで売っているものは大丈夫だ。
 少し時間があったので、免税店エリアの売店を見ていた。そこにワインの小瓶が300円ほどで売っていた。「機内でどうぞ」と書いてある。迷わず買ってしまった。
 というのも、ユナイテッド航空は、機内でのアルコールが有料で、ビールやワインは6ドルもするのだ。
「300円得したな」
 食事のときに飲んだが、トレーを回収するとき、客室乗務員に注意されてしまった。
「アルコール類の持ち込みはできません」
 有料で売っているから持ち込み不可ということだった。飲食店に持ち込むのと同じこと。セキュリティとは関係がないただのセコさだった。
 なんだか鬱陶しい話なのだ。


Posted by 下川裕治 at 19:51│Comments(1)
この記事へのコメント
アジアの旅人を読んでます。分かり易いですね。下川さんはご自分の作品でどれが一番好きですか。
Posted by ジジィ at 2009年07月17日 07:05
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